経済産業省がこのほど公表した、今年5月の第3次産業活動指数(季節調整済、2000年=100)は110.2で、前月比0.1%低下した。前月を下回るのは今年3月以来。業種別では飲食店・宿泊業、情報通信業、電気・ガス・熱供給・水道業などが低下、学習支援業、金融・保険業、卸売・小売業などが上昇した。
飲食店・宿泊業は111.7で、前月比0.7%低下。このうち宿泊業は101.7で同1.5%低下した。宿泊業のうち、旅館は88.0、ホテルは123.0で、前月比0.8%、2.5%、それぞれ低下した。
このほか旅行業は96.6で同3.1%低下、公園・遊園地は115.6で同8.1%低下、国内航空旅客運送業は102.3で同2.3%上昇、鉄道旅客輸送業は102.2で同2.9%減、バス業は85.4で同2.1%低下──など。